反省ばかりのゴルファーTAK_610

楽しいゴルフ。でも反省ばかり

反省ばかりのゴルフ / 女子プロ初観戦

ゴルフは長年やってますが、プロトーナメントを初めて観戦しました。自宅から直通電車が開通して15分、送迎バスで15分の戸塚カントリーでのトーナメント開催なら、行ってみようという気になります。

前日の大雨とはうって変わって快晴の夏空。真夏日の炎天下。熱中症になりそうでした。ギャラリーは木陰で日差しを避けることもできますが、選手とキャディーには過酷な天候です。飲み物はもちろん、氷嚢が欲しくなるのも当然です。

スポーツ観戦は競技に関わらず生で見る良さと迫力、テレビじゃないと見れないシーンがあります。ゴルフの場合、ショットは生の方が迫力と臨場感があります。豪快なドライバーショットはテレビとは全然違うし、距離感を合わせてくるアプローチの絶妙さもその場で見ないと感じられません。グリーンは近くで見ても立ち位置によってはカップもよくわからないし、最高のアングルで映すテレビの方がわかりやすいところはあります。それでも、パターが決まる瞬間、グリーンからボールが消えていくのはなんとも言えません。

前半は吉田優利、ペソンウ、千葉華の組に、後半は櫻井心那、桑木志帆、永井花奈の組について周りました。いい組について周れました。

吉田選手のスイングはインパクトの一瞬の加速が飛距離の違いを生み出しているのが分かりました。またしっかり撃つパターがバーディの秘訣。同じ組の選手とのこの日のスコア差はこの2点でしょう。そしてすごい人気。残念なのはファンが吉田選手がホールアウトすると他の選手のプレーがあるのに次のホールへ移動を始めてしまうこと。同組の選手へのリスペクトもお願いしたいと思いました。吉田選手が素晴らしいのはプレーだけではありません。同組の選手がホールアウトするまでグリーン脇で見ている時の姿勢。背筋をまっすぐ伸ばして手を前に組んで直立。CAのような美しい立ち姿勢でした。ファンが多いのもうなずけます。

後半はあえて別組に。ハーフターンの時点で首位タイだった桑木選手の組なので優勝争いが見られて当然ですが、桑木選手と櫻井選手のバーディ合戦は見応えがありました。櫻井選手のドライバーショットは柔らかい身体をムチのようにしならせてスイングスピードを出す素晴らしいショット。体が固いおじさんには到底真似ができません。2選手とも、アイアンショットの精度も素晴らしかったです。櫻井選手が上がり2ホール連続バーディで追いつくのを目の前で見れましたし、プレーオフのドライバーは追い風とは言え280ヤードのスーパードライブ。飛距離で負けてもショートアイアンでピン手前上りラインにしっかり乗せてパター勝負とする桑木選手。負けじとバックスピンを効かせた高さをコントロールしたウェッジショットでピン奥でもより近い位置に乗せた櫻井選手。見応えたっぷりのプレーオフでした。結果は桑木選手がショートして、外れたら大オーバーになった壁ドンパットで櫻井選手が初優勝でしたが、どちらが勝っても優勝に相応しいいいゴルフでした。桑木選手もきっとすぐに優勝するでしょう。

イヤー楽しかった。もう少し遠くに遠征してもいいのでまた行きたいと思います。

そして、このイメージがあるうちにラウンドもしたい。

 

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